みなさんはサウナの室内で最も熱い場所はどこかご存じですか?
サウナは座る場所によって温度が異なり、その温度差はなんと30℃以上になる場合も。そのため、その日の体調や気分で座る場所を変えるのがサウナの楽しみ方の1つなんです!
今回の記事では、
- サウナで最も熱い場所の見極め方
- サウナのポジション探しの楽しみ方
といった、初心者の方が悩みがちな疑問を解決していきます。サウナ初心者の方はぜひ参考にしてみてくださいね!
サウナ室内に温度差を生む3つの要素
サウナ内の温度差は、
- 熱源からの距離
- 熱源の向き
- 座面の高さ
これらの3つの要素が関係しています。詳しく解説していきます!
熱源からの距離
まずは熱源(ストーブ)がどの位置にあるかを確認しましょう。言うまでもなく、熱源に近ければ近いほど温度は高くなります。
しかし、外気を取り込む出入り口付近は例外で、熱源の距離に関係なくサウナ室内で最も温度が低い場合が多いです。出入り口付近は冷たい空気が体に当たり熱が逃げてしまうこと、出入りする人が何度も目の前を横切ることから敬遠されることも。
サウナの形状にもよりますが、初心者の方は出入り口付近の次に温度の低い熱源の対角線付近を狙うとよいでしょう。
熱源の向き
サウナの熱源は大きく分けて以下の3つに分類されます。
- 遠赤外線型・・・昔ながらの銭湯でよく見かけ、ガスストーブが使用される
- 対流式(ストーン)・・・石が積んであり、ロウリュができる
- 格納式(ボナサウナ)・・・壁面や座面の中に熱源が格納されている
特に遠赤外線型のサウナはストーブの正面にダイレクトに熱風が届くため、ストーブの向きによって温度が変化します。
対流式、格納式に関しては熱源が周りの空気を温め、その空気によって熱が伝わるため熱源の向きはあまり関係ないと言えるでしょう。
座面の高さ
温かい空気は上昇する性質がありますので、座面が高い方が温度は高くなります。
多くのサウナでは座面が上段と下段に分かれているため、より高い温度を楽しみたい方は上段を選ぶとよいでしょう。
温度の低い下段に長時間いるよりも温度の高い上段で短時間汗を流す方が心臓への負担は少ないとされていますが、初心者の方は無理をせずまずは下段から始めることをおすすめします。
結局サウナってどこが一番熱いの?
以上のポイントから考えると、サウナの中で最も熱い場所は
- 熱源の近く
- 熱源の正面(遠赤外線型の場合)
- 上段
以上の条件が重なるところだと考えられます。もちろんサウナの形状によって温度は多少異なりますが、基本はこのように覚えておいてよいでしょう。
サウナ初心者におすすめのポジション
ここからは、サウナ初心者の方におすすめのポジションをご紹介します。
サウナ初心者の方は最初から温度の高いポジションにつくのではなく、まずは温度の低い場所から体を慣らしていきましょう。
場所としては、熱源の対角線上の下段あたりが温度も低く初心者向きです(長方形で奥に熱源があるサウナの場合)。
体が慣れてきたら下段から上段に移動する、熱源に少しずつ近づいてみるなどして心地よい場所を探してみてください。
自分に合った温度でサウナを楽しもう
サウナの室内では場所によって大きく温度が違います。
サウナの形状は施設によってさまざまなので、まずはホームサウナ(自身の本拠地としているサウナ)で自分に合うポジションを探してみましょう。慣れてくれば自分の体調や気分に合ったポジション取りもわかってきますよ。
また、初めて訪れるサウナでは自分に合ったポジションを探すのもサウナの楽しみの1つ。
いつもなんとなく空いているところに座っていた・・・という方は、次のサ活ではぜひポジションを考えながら楽しんでみてくださいね♪