メガネをかけてサウナはNG！
結論から言うと、メガネをかけてサウナに入るのはNGです！
サウナの室内は非常に高温で、なかには100℃を超える施設も。メガネは熱に弱いため、サウナに持ち込むとレンズのヒビ割れやフレームの変形・変色を引き起こします。
たとえ一度の持ち込みであっても故障する可能性が高いため、サウナに入浴する際はメガネを外してくださいね。裸眼で浴場を歩くのが不安な方は「サウナ用メガネ
」の利用も検討してみてください。
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サウナでメガネをかけてはいけない理由
サウナでメガネをかけてはいけない理由は2つあります。
- レンズがひび割れを起こす
- フレームが変形・変色する
視力が悪い人にとって、メガネは日常生活においてなくてはならない大切なアイテム。知らずに壊してしまうことのないよう、サウナとメガネの関係についてしっかり理解しておきましょう。
レンズがひび割れを起こす
メガネのレンズはほとんどがプラスチック製です。プラスチックレンズは軽くて安全性が高い反面、60℃以上の熱に当てると膨張する性質を持ちます。
買ったばかりのメガネでサウナに入ったらレンズバッキバキになりました😇 pic.twitter.com/X8DgaBpwJV
— たかZN6 (@Toyota86G) December 19, 2021
レンズの表面には傷や反射を防止するコーティングが施されていますが、コーティングは熱に強いため膨張はしません。サウナにメガネを持ち込むと、膨張するプラスチックと形を維持しようとするコーティングによって細かいひび割れ（熱クラック）が発生してしまうのです。
上述の通りプラスチックが膨張する温度は60℃以上。一般的なサウナの温度は80～100℃であることから、残念ながらほとんどの場合でひび割れが発生することになります。コーティングだけを張り替えることは不可能なため、ひび割れが起きた場合はレンズを交換するしかありません。
フレームが変形・変色する
昨今のメガネはレンズ同様、フレームにもプラスチックが多く使用されています。
プラスチック製のフレームは「セルフレーム」といい、軽量かつ手入れが簡単、そして価格が安いため多くの人が愛用している一方でサウナの熱では変形の恐れも。フレームが変形するとかけにくさのストレスが溜まるうえに、レンズが正しい位置からズレることで視界に違和感が生じます。
また、サウナと相性が悪いのはセルフレームだけではありません。フレームが金属で作られている「メタルフレーム」は熱には強いものの汗に弱いです。サウナでは大量の汗をかくため、メタルフレームのメガネを持ち込むとサビや変色の原因となってしまいます。
サウナ専用メガネを試してみよう
視力が悪い人にとって裸眼で浴場を歩くのは想像以上に大変です。サウナに行き慣れた人ならまだしも、初めてサウナに行く人にとっては立札が読めない、足元が見えないと不安に感じてしまいますよね。さらに足場が濡れているサウナでは、視界が悪いと転倒の恐れもあり非常に危険です。
」。サウナ専用メガネとは熱に強く作られたメガネのことで、サウナの高温にも耐えられるような特殊な素材で製造されています。耐熱温度120～130℃で設計されている商品が多く、高温のサウナ内でも安心して利用できます。
ほとんどのサウナメガネは最初から度入りのレンズが入っているため、眼科やメガネ店で視力検査をする必要もありません。ネットで購入できる手軽さもうれしいですね。
サウナブームに乗じてさまざまなメガネメーカーからサウナ専用メガネが販売されていますが、なかには熱に強いだけでなく曇り止め機能や踏んでも壊れない丈夫さ・柔軟性を持つ商品も登場しています。
とくにサウナ初心者の方は「サウナってどんな場所なんだろう」と不安に思うことも多いはず。サウナ専用メガネがあれば、初めてのサウナでも安心して過ごすことができますよ。