サウナの1番の効果は「ととのう」と言われる深いリラックス感を得られること。
「ととのう」とは、サウナで得られる「体がふわ~っと浮き上がるような感覚」。この独特な感覚を「ととのう」「ととのった」と表現します。
- サウナ(5~10分程度)
- 水風呂(1~2分程度)
- 外気浴(10~15分程度)
①〜③のルーティンを行い、これを1~3を3セットほど繰り返します。
ととのうためのルーティンは人それぞれですが、基本はこのセット。慣れてきたら微調整してみてください。
そして「心地いいなぁ」と感じ始めると、まず目の前がぐるぐるっと回り始めます。実際に目の前にある景色がぼわーっと歪んで見える感覚です。
まさに、この感覚が「ととのう」感覚そのものです。体も頭もすっきりして、不思議な爽快感を味わえるはずですよ!
この記事ではアンケートで得られた「ととのう」体験談をご紹介します。
みんなの「ととのいルーティン」を教えて!
ととのうためのルーティンは人それぞれ。慣れればその日の体調に合わせてセット数や時間を微調整できるようになります。
ここではアンケートに寄せられたみんなの「ととのうルーティン」を紹介します。
暑めのサウナとかなり低い水温の水風呂を好んで利用していますが、それでも我慢の限界はなかなかやってきません。サウナの暑さを耐えに耐えて、水を浴びて、震えが来る冷たさの水風呂に入る。水分を取る。暑さに耐える。水を浴びて水風呂に入る。
これの繰り返しを4セットほど行うと1時間なんてあっという間ですが、そのころになると全身に血管様の網目が浮き出てくるようになり、サウナの暑さにも水風呂の冷たさにも慣れ、それまでのサウナ入室時間を大幅に超えるようになり、冷たい水風呂へも長時間つかることができるようになってきます。
その段階を超えると、サウナ室で過ごす時間の苦痛が極端に減少し、快楽さえ感じるようになってくるのですが、そこが私の分岐点です。
苦痛でなくなることは危険と判断しクールダウンに入りますが、そのクールダウンをしているタイミングこそが私の「ととのった」状態です。自然の気温に合わせて体温をなじませていく時間は、そのころには、頭を使うこともなく、全身を脱力させることのみであり、なかなか実感できない自然体だからです。
全身の脱力感もなんとも言えず心地よいですよね。
自分の家から近くにある温泉施設ですが、そこの温泉施設には、サウナと水風呂と露天風呂が20歩くらいしか離れていないで入ることが出来ます。
仕事が終わった後や、ロードバイクやフッドサルなどのスポーツをした後にその温泉施設に行くのですが、おすすめの入り方としては、まず、炭酸水を買っておきます。
そして、温泉で軽く汗を流した後にまずサウナに入ります。人によりますが10分位入ったら、水風呂に3から5分位入って体を冷やします。体がある程度冷えたら今度は温泉にはいり、体を徐々に温めていきます。その後に大量に水分を失っているので炭酸水をいっぱい飲んで、またサウナに入りその後水風呂に入り、温泉に入るを何回も行います。
それを行うことにより、体がととのう状態になり、仕事やスポーツなどの疲れが個人的な感覚ですが、蒸発していくように疲れが抜けていきます。特にサウナに入っているときや、水風呂に入っているときよりも、温泉に入っているときが一番ととのう状態になりやすい感じがします。
サウナでととのう状態になると言うとサウナから水風呂が定番ですが、そこに温泉につかるというステップを踏むと、また違うととのう状態が味わえるかもしれません。
サウナといえば、水風呂がつきものです。どこのサウナに行こうとも必ず併設されています。私もサウナを利用する際に、この水風呂を上手に利用します。
最近の大きいサウナは、テレビが付いているところもあります。そのテレビを基準に考え、次のCMまでとか決めて、出来るだけ長く入ります。それでも最初は、10分もつかもたないか。そこで一度、水風呂に入ります。
この時はまだ熱い冷たいの感覚しかないのですが、水風呂に入った後、当然ながら、サウナの時間も長くなります。これを繰り返していくと、15分、20分とサウナにいれるようになります。こうして、サウナと水風呂のリピートを続けること、8、9回になった頃、頭が冴え、やる気に満ち溢れた感覚になります。
いわゆる整った状態になったのだと思います。熱い冷たいの感覚も少ししか感じず、全身の悪いものを全部出し切ったような感覚になります。
この状態で、ビールを飲むと気持ち良くて、いい気分になります。しかし、水を飲まないで、これをやるとあまり身体によくないと思うので、気をつけた方がいいです。また、サウナに入って日頃の老廃物を落としにいきたいです。
私のサウナの楽しみ方は、ネットで出ているやり方とは少し違います。オーソドックスなやり方だと、体を洗う→サウナ→冷水→休憩を繰り返すパターンだと思うのですが、私はまず冷水が嫌いです。冷たい水に慣れていないのもありますが、急な温度感に慣れないです。
私の場合はまず体を洗い、サウナに行きますが、使うサウナがスチームサウナで霧状のサウナです。まずそこで10分ほど室内で体を慣らし、すぐに出ます。
そこで洗い場で頭を洗い、トリートメントし洗髪が終わった状態で、またサウナに行きます。今度はそこで20分くらい室内で過ごします。過ごした後はまた洗い場に行き、また体と顔を洗います。
そして最後にまたサウナに行き、20分くらい過ごした後、シャワーを浴びて休憩室で休憩します。休憩室でゆっくりすると「ととのった」気がしてそのまま寝てしまう感じです。
個人的な感覚ですが、サウナで汗を流した後に体や顔を洗うと、要らない老廃物もまとめて洗える気がするので、「ととのった」以上に体がキレイになってスッキリする感覚がします。それに休憩室はすでに服を着て、帰れる状態なので、もう帰るだけという安心感もあるのですごくリラックスできます。
ととのう感覚は人それぞれ
結論から申し上げますと、私は本当に人生未体験の感覚になりました。
サウナにはまったのが1年前ほどで、友人に誘われて行きました。その友人がしきりに口にする「ととのう」という言葉に、そんなわけないだろうと高を括っていたのは事実です。
そして体や頭を洗い、いざサウナへ。そこのサウナは90度くらいで比較的暑いサウナ。最初は10分と言われており、友人と10分サウナに入りました。サウナから出て次に水風呂。ここは3~5分と言われ、私は5分ほど水風呂に浸かっていました。
この後またサウナに戻るのか、暑いなと思っていたら友人はサウナに入らず、浴槽の足場の部分で座っています。何をしているのかと思い聞くと、この工程が大事との事。仕方なく私も座ってみました。すると驚く事に体が一気に軽くなり、頭の中がジュワっと爽快になり、もう言葉では言い表せない感覚になりました。いわゆる「ととのった」状態です。
そしてしばらくするとまたサウナに入り次は5分で、水風呂が3分でやり、それらが終わればまた座るという流れ。私はやみつきになり、その日三回その流れを繰り返しました。
友人と帰り際に話していたところ、水風呂の後座る事を「内気浴」という事を教えてもらい、この工程のおかげで脳内がドーパミンとノンアドレナリンなどの分泌によって、「ととのう」状態になる事を教えてもらいました。
それからサウナには時間があれば、必ず行くようになりました。
みなさんも是非、未体験の境地へと辿り着けることを願っています。
ととのった状態をとてもの表現としてはとても的確ですね。この感覚を味わうためにサウナに通うといっても過言ではありません。
サウナに入ると最初は熱を痛く感じますが、1分ほどで肌が慣れて体が温まっていくのを体感し始めます。じっと座っているだけなのに体内が活発に運動を始めるのがわかります。汗がじわーっとでてきて、血の巡りがよくなるのです。
汗は触ったり、目で確認できるようになると「自分の体はいま内側も外側も洗い流されている」というイメージが沸き上がってきて、たびたび腕や顔の汗をなでてみます。老廃物や沈殿していたものが染み出ていく様子が脳内に描かれ気分を盛り上げます。血の巡りがよくなると脳みそもクリアーになるのか、感性が研ぎ澄まされていきます。
気のせいなのはわかっていますが、はっきり物が見えるような気がしますし、サウナルームの中の「キーン」という音が耳からも体を刺激して、恍惚な感覚を呼び覚まします。汗がこめかみあたりにたまったり流れ落ちるようになったら、サウナルームから出ます。
冷たい空気と外界の音にふれるだけで解き放たれたような感覚になりますが、すぐに水風呂へ行き、手で温度を確認し、足からそっと入っていきます。脳みそが目を覚ますのを感じます。水風呂からでると肌を確かめます。
ピチっとしていると恍惚が偽物ではなかった、ととのった体験をしたと実感できます。
サウナ。ここは私にとって自分と向き合う最適な場所だ。サウナにはまりだして、5年以上経つ。初めは、ダイエット目的で母に付き合って始めたのがきっかけだった。温かい、から暑いの感覚になり、汗を流す。サウナに入り始めたころは、なかなか汗が出ず、出たとしても少しドロッとしたような、そんな汗だった。
それが定期的にサウナに入るようになって半年くらいからだろうか。入室して数分で腕にぽつぽつと水滴の汗をかけるようになった。次第に、背中、そして足にまで、しっかりとみずみずしい汗をかけるようになった。これが俗にいう体質改善というものなのか、と身をもって体感した。
サウナで十分に、体の芯から温まれるようになると、そのあとに入る水風呂が、これまで以上に心地よく感じられる。それまでは、サウナに入って汗をかくことが主であったが、いつからか、サウナ後の水風呂で一気にクールダウンする、それが目的になったように思う。一分以上水風呂に浸かっていると、全身の血液がものすごい勢いで巡って、もはや全身がかゆくなるくらいだ。まさにととのった状態だ。
サウナ活が習慣になってから、体調の変化にも、気づけるようになった。お酒を飲みすぎた日、疲れの貯まっているとき、サウナ、そして水風呂は私自身に体のSOSを教えてくれる。誰にも邪魔されず、己と向き合う時間のサウナ。これからも大切にしていきたい。
いろんなととのい方
キャンプ好きの友人から自然の中で「ととのいに行くぞ!」といきなり、半ば強引にお誘いがあり、自分も山登りの趣味があることから、「ととのう?」と言葉の意味も解らずに、ホイホイと一緒に出かけました。
到着した先は、長野県のキャンプ場で、友人は、見たこともないキャンプグッズを組み立て始めたのです。テントでもなくタープでもなく薪ストーブの小型版?まであり、何だろうと思いました。組みあがってビックリ!テント状の内部に薪ストーブ風の火を焚く部分があって、その煙突が、巧妙に外に突き出ており、初めて見るものでした。
正式なテント内に薪ストーブを設置するタイプのものは見たことはありますが、どうもそういうものではないのでした。これが新しいキャンプスタイルなのだ、と言わんばかりに友人は得意満面です。
結局これがキャンプ用のサウナテントだと言うことが判ったのは、その友人とそのサウナに入ってからです。「さぁ、ととのうぞ!」と言いながら中に入ると、これは病みつきなるなぁ、と「ととのう」ことの意味が理解できたような気になりました。ただの建物の中にある通常のサウナでではなく、自然の中で入るサウナの気分こそが「ととのう」という意味なのだと確信しました。
日本に居ながらにして北欧の本格サウナに入っている、そんな気持ちになれました。
まとめ
ここまでアンケートで得られた、みんなのととのう体験談を紹介してきました。
やっぱりととのうルーティンやその感覚も人それぞれですね。
サウナ初心者の方は基本形から試して、徐々に自分の合わせて調整していくのが良いかと思います。
サウナでととのう方法はサウナの入り方講座②|サウナでととのうで詳しく紹介していますのでそちらも確認してみてくださいね!
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